学校推薦って得ですか、損ですか。
学校推薦の合格率は高いが、就活の手抜きは禁物。
理系の学生にとって、学校推薦は魅力的でしょう。もともとは日本が技術立国として成長を続けていた時期に、良い技術者の卵を確保するため、企業が直接、教授を通して学生を採用していたのが学校推薦のはじまりです。
まず学校推薦メリットはなんといっても合格率の高さでしょう。ケースバイケースですが、推薦枠一つに対して受験者1名~数名というのが一般的。ただ、だからといって、就職活動を手抜きするのはいただけません。かつては一種の合格手形であったのですが、最近はその効力も薄れ不合格になることもあるわけですから。学校推薦に頼って結果がNGだったときは悲劇ですよ。
なにより、本当にその会社が自分に合った会社かどうかは、自己分析や企業研究をしっかりやって見極める必要があります。それは学校推薦であろうと、自由応募であろうと、入り方には関係ないですもんね。
一方、デメリットもはっきりしています。内定辞退がとても難しいことです。アナタのワガママが、大学の就職課、企業の採用担当者、その会社にいるOB・OG、さらには今後その会社を志望する後輩たちにいたるまで、数限りない人たちに迷惑をかけるかもしれないのです。そんなハメに陥らないためにも学校推薦への応募の前に、しっかり企業研究や自己分析をやっておいてください。

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