インターンシップ&オープン・カンパニー ガイド
【スーパー・流通・百貨店】
ヤオコーの売り場作りの主役は店舗の従業員。自分たちで考えた商品や、売り場でお客様をお迎えしている
埼玉県を中心に、関東1都6県でスーパーマーケットを約189店展開する。競争の激しい業界で、35期連続で増収増益を達成し、全国から注目を集めている。将来は500店、年間売上高1兆円と、目標は大きい。
スーパーには大きく「価格訴求型」と「提案型」の二つのタイプがある。前者は安さと効率を重視し、本部主導で商品を発注し、全店で同じような品揃えになる。日本のスーパーの多くはこのタイプだ。
一方、提案型は、価値やおいしさにこだわった商品を届けようとする。ヤオコーは1998年に食生活提案型への転換を図り、他のスーパーとはひと味違う品ぞろえや陳列の工夫で快進撃を続けてきた。名物商品の一つが「手握りおはぎ」だ。店内で調理、作りたてにこだわり、発売から15年以上たった今も高い人気を誇る。
「地域の食文化を豊かにすることを目指し、常に新しい提案をしてきました。商品開発力や企画力がヤオコーの強みの一つとなっています」と人事総務部採用教育担当マネジャーの石井孝弘さんは語る。
店舗運営の特徴は「個店経営」と「全員参加の商売」だ。
ベースとなる商品は、チェーン店の強みである規模のメリットを活用し、全店共通のものも多い。一方で、約2割の商品は各店舗の裁量に任せ、地域のニーズにあった品揃えを実現している。チェーンの強みをいかしつつ、それぞれの現場の判断も重視するスタイルといえる。
さらに、社員だけでなくパートタイムやアルバイトで働く「パートナーさん(ヤオコーでの呼称)」の権限も大きい。「パートナーさん」は、その地域の消費者でもあり、顧客の嗜好や食文化をよく知っているからだ。このように全スタッフが店舗作りに積極的に関わっていく。もちろん、本部の各部門も店舗のサポートを行う。「ヤオコーが30年以上も成長を続けてこられたのは、なによりこうした人間力によるものだと考えています」と石井さんは話す。
求めるのは、食べることが好きで
好奇心が旺盛な人材
働く人を家族のように大切にし、全員が力を発揮するのは、1890(明治23)年に「八百幸商店」として創業して以来の伝統だ。採用で求める人材は「食べることが好きで、好奇心が旺盛、人との接点が多い方」と明確だ。
グループ会社には株式会社小川貿易があり、農業生産法人として「ヤオコーファーム」を持ち、生産・卸売・輸入から店頭での販売まで、流通業界の全工程に携わるチャンスがある。店頭で販売の基本を学んだ後、店長や商品開発担当、バイヤー、スーパーバイザー、トレーナー、マーケティング、経営管理など、キャリアパスは幅広い。
研修や育成にも注力する。2006年に、自社の研修センターを設置。年齢や役職・階層ごとに細やかな研修が組まれている。入社3年目までは「ヤオコー大学」という集団研修で、段階的にステップアップできる。
「『多くのお客様と関わり、スタッフとともに地域の食文化を豊かにしたい』と思う方にぜひ来ていただきたいですね」
One more thing ...
人事総務部採用教育
(リクルーター)
山﨑 丹菜
学生時代にアルバイトをした飲食店で、素材や料理方法で味に大きな違いが出ることに驚いたことがきっかけで「おいしい食材を多くの人に広めていく仕事がしたい!」とヤオコーに入社しました。
入社後は店舗での仕事から始まりました。お客様に喜んでいただくためのアイデアを、新人も積極的に提案できることはヤオコーならでは。また、年上のパートナーさんとも楽しく働くことが出来ました。
入社1年目は困ったことがあれば、人事総務部の担当者に連絡できることも安心でした。今は人事総務部でリクルーターとして働いています。将来は店舗に戻り、そしていつかはおいしい食材を見つける、バイヤーの仕事にも挑戦してみたいですね。
- 社名
- 株式会社ヤオコー
- 【募集職種】
販売職
【募集職種】
ヤオコーHPからエントリー - 【インターンシップ&オープン・カンパニー情報】
1dayインターンシップ(各地開催) - 【インターンシップ等詳細】
食品小売り業界を牽引するヤオコーの強さの秘密をお教えします!
会社説明・店舗見学・マーケティング・販売計画・売り場作成等を行ってもらい、最後に人事がフィードバックします。
私服で参加OK、昼食代もヤオコーが負担いたしますので是非お気軽に御参加ください。
- Re就活キャンパス(あさがくナビ)でチェック&アクション
- 会社データ
- 【事業内容】1都6県に展開している食品スーパーマーケット
【本社】〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-10-1
【資本金】41億9900万円
【売上高】6195億8700万円
【設立】1957年
【従業員数】28129人