君の魅力はそんなもんじゃない。 自分プレゼンノートのつくり方

PRESENTATION NOTE

個性を伝えるために

自分プレゼンノート
~自己紹介編~

PICK UP 09

職業観

職業観

あなたなりの、現時点での「働くって、どういうことなの?」「仕事って、何なの?」を、聞かれている項目だと思ってみてください。

ここでは、「何のために働くのか」「どのようなビジネスパーソンを目指すのか」「仕事をすすめる上で大切にしたいこと」「社会人としての目標」「どんな人生にしたいのか」などを表現しよう。

PICK UP 10

私の長所

この項目で、遠慮は禁物。「一緒に働きたいな」と思ってもらうために、自分の魅力を存分に伝えよう!

ここで注意してもらいたいのが、具体的に書く、ということ。陥りがちなのが、「リーダーシップをとって…」「積極的に行動するのが得意で…」といったありがちな言葉だけを並べてしまうこと。それでは、他の人との違いが人事担当者にはまったく伝わりません。

「人間性」「教養」「専門知識」「個性」「独創性」「創造力」「積極性」「競争心」「表現力」「向上心」、アピールする力はなんでもいいと思うんです!例えば、「1日6時間の練習を毎日実践して、全国大会で優勝できました」。だから、長所は「行動力」である、とアピールしたりとか。もちろん、書き方は無限にあるけれど。具体的に、そして、長くなりすぎないように書く、ということを忘れないでください。

PICK UP 11

私の短所

面接の場で「短所」を聞かれた時など、不用意な説明をしているケースがよくあります。ポイントは、何と言っても「微笑ましさ」です!忘れてはいけないのは、短所と言えどもアピールポイントのひとつ、であるということ。

馬鹿正直に「すぐにあきらめてしまう」とか「物覚えが悪い」とか、安易に言わないでほしい!それでは、ちょっと芸が無さすぎるのです。

例えば、地元から離れた大学に通い、両親に寂しい思いをさせていること。食欲旺盛で、経済生活が圧迫されていること。好きなことに夢中になりすぎて、寝るのを忘れること。

書きようによっては、マイナスイメージを与えずに微笑ましくプラスに転換することが、可能だったりします。

PICK UP 12

趣味

趣味

自分なりの趣味を持って楽しんでいる人って、「面白み」があります。その「面白み」は、あなたの個性と印象を確実に引き立たせます。趣味を聞くと、あなたの「教養」「知性」「行動力」「積極性」「個性」「創造力」「協調性」、場合によれば「人間性」まで知ることができます。

アウトドアが好きだ。スポーツが好きだ。音楽が好きだ。芸術が好きだ。料理が好きだ。散歩が好きだ。旅行が好きだ。

何でもいいと思います!あなたなりの「楽しみごと」について、書きましょう。面接であれば、趣味の話で盛り上がって、いい雰囲気になることもありますよね。

PICK UP 13

読書

読書

あなたの『学習意欲の高さ』『教養の豊かさ』をアピールしよう。

例えば、ビジネス書・経済書・文学書・専門書・経済雑誌。ちょっと地味に聞こえてしまうけれど。本を読むのって、とても大事。

経済誌を読めばビジネス感覚が、小説を読めば感性が、あなたの中に蓄積されていきます。こういった蓄積って、自然と普段の生活や考え方、言動にまで影響を与えていくものですから、あなどれません。本を1冊読むだけでかなりの情報と教養を手に入れることができます。

PICK UP 14

社会の関心ごと

社会のことを知らない人が、社会を動かすことはできないのです。無関心というのは、絶対にNG!

国際問題・政治経済・産業や企業の動向…。社会の変化や経済の動きに敏感であることを、アピールしよう。新聞は、毎日チェックしてください。

ニュースを知っていれば、社会人との共通の話題をいくらでも持っていることになります。人事担当者がどんな年代の人でも、こわくない!わけです。ただ、知ってるだけじゃダメ。「どう思う?」「どうするべき?」問題意識を持ちながら、意見がきちんと言えること。これが大事です。

PICK UP 15

10年後の私

漠然と時間を過ごしてしまう人よりも、数年後を意識しながら成長にこだわれる人でありたい。と思いつつ…、突拍子も無く聞かれたら、意外と具体的な言葉がでてこないのがこのテーマ。

「どんな仕事で活躍しているか」「どんな業績をあげているか」「どんなポジションにいたいか」「どんなスキルを身に付けていたいか」「どんな人間に成長していたいか」

想像をふくらませて、未来の計画を立てよう。将来の目標を立てよう。「10年後の私も含めて、評価してくださいよ!」そんな意志を表現してください。目標や決意がないと、人はなかなか変われませんから。