時事から学ぶ業界研究
#3 新聞で業界研究 7つのポイント①
- 新たな事業展開や新戦略、海外進出
- 新商品・新サービス
- 売上高や利益の増減
- 社長交代などの人事
- 他企業との合併や買収(M&A)
- 働き方、ワーク・ライフ・バランス
就活で、ニュースが力を発揮することは、前述しました。
新聞の企業ニュースには、新商品の開発や発売、新サービスの紹介のほか、会社の事業展開や方針、戦略、見通しなどの最新情報が載ります。普段からニュースをチェックして自分の考えをまとめておくと、面接担当者からの質問に答える際にも、話に広がりと深みが出ます。
それでは、新聞で業界研究をしていくポイントを具体的に説明していきます。
新聞の経済面を開いてみてください。
政府の経済政策、日本や世界の経済動向をはじめ、経済にまつわるいろんなニュースが載っています。中でも一番多いのは、企業に関するニュースです。
大企業の新たな事業展開、新戦略、画期的な新商品や新サービス、海外進出、売り上げや利益の増減、有名社長の交代など人事、企業間の合併・買収(M&A)、提携、あるいは働き方やワーク・ライフ・バランスに関する方針などなど……。多種多様な企業ニュースがあるはずです。
記事の扱いは、大きなトップ記事から、新商品紹介などの小さくても話題性のある記事、社長人事のごく短い記事までさまざま。その一つひとつが、企業の最新の動きを伝える大切な情報です。
日本経済新聞のような経済紙には企業ニュースのページがたくさんあり、大量のニュースが載るので目を通すだけでも大変です。
朝日新聞や毎日新聞、読売新聞のような一般紙であれば経済面は毎日2~3ページですから、お目当ての企業名を探すのに、さほど時間はかかりません。気になる企業名を見つけたら、じっくり読みましょう。
ポイント① 経済面には企業の最新情報満載!