時事から学ぶ業界研究

朝日新聞presents あさがくナビ就職支援セミナー seminar01 時事から学ぶ業界研究

#8 記事データベースで調べる企業研究!②ライバル企業も検索しよう!

  • 多すぎたら「会社名+○○」で絞り込み

 *○○の例)決算、社長、戦略、提携…

  • ライバル企業も検索しよう
  • 業界関連ワード検索で業界情報をゲット

 *航空業界なら「空港」「LCC」「旅行」「訪日客」

「業界まとめ記事」はとても大事ですから、日々の新聞でチェックしてほしいのですが、もし見落としたり、見逃したりしても大丈夫。記事データベースで検索すれば、必要なときにいつでも読むことができます。

面接で聞かれる志望動機は、①なぜこの業界か②その中でなぜ当社か③当社でどんな仕事をしたいか――が王道です。いずれも大事ですが、「なぜ○○社でなくて、うちなの?」は、かなりの確率で聞かれます。

ここで必要なのが、同じ業界のライバル企業同士の比較です。ライバル比較は極めて有効な企業研究手法で、それぞれの強み、弱み、力を入れている分野、課題、社風の違いなどがわかります。

ただ、個別の企業のHPには他社との比較は基本的に載っていません。そこで記事データベースの登場です。経済面のトップや準トップの大型の記事は、業界全体の動向をまとめる記事にはもちろん、ある話題の企業を紹介する記事にもライバル社との比較が載ることが多くあります。

例えば、アサヒビールを志望する人は、あえて「アサヒビール」と「キリン」を打ち込んで検索してみてください。次に「サントリー」「サッポロ」も入れてみましょう。ライバル社と比べると、その違いから志望企業をより深く知り、志望動機を補強することもできます。