時事から学ぶ業界研究

朝日新聞presents あさがくナビ就職支援セミナー seminar01 時事から学ぶ業界研究

#7 記事データベースで調べる企業研究!①「調べる就活」で差をつけよう

  • 志望企業を記事DBで徹底的に調べる
  • 「朝日新聞デジタル」(有料会員)なら1年分検索可能
  • 大学や公立の図書館のPCにある朝日新聞記事DB 「聞蔵(きくぞう)」は全記事検索できる(無料)

就活生のみなさんには新聞に毎日目を通してほしいのですが、ここでは新聞をしっかり読んでいない人でも簡単にできる実践的なニュース活用法を紹介します。

その極意は、ターゲットとする会社が見えてきたら、その企業に関するニュースを自分で積極的に調べることです。

たしかに、グーグルやヤフーといった検索サイトに企業名を打ち込めば、数万件、大企業なら数百万件の情報がヒットするでしょう。「ニュース」に絞ると数千から数万件に減りますが、それでもまだ多いですよね。その情報の洪水から、自分の企業研究に必要な情報をどうやって選び出しますか?

情報量の多さはネットの特長ですが、多すぎるのも困りものです。しかも、ネットには真偽不明の情報、うわさ話、デマやウソが含まれているかもしれません。万単位の数の情報から正しくて必要なものを選び出すだけで就活の期間が終わってしまいそうです。

業界・企業研究で活用すべきはズバリ「新聞記事データベース」の活用です。

新聞記事データベースとは、新聞各社が過去の記事情報をデジタル情報として保存しているシステムのこと。有料・無料を含めさまざまなデータベースがありますが、多くの人が無料で気軽に使えるのが、大学や公立の図書館に導入されているものです。朝日新聞の記事データベース「聞蔵(きくぞう)Ⅱ」は、全国の大学図書館の7割以上に導入されています。日経新聞の「日経テレコン」など他紙のデータベースでも構いません。

やり方は、記事データベースに企業名と必要なキーワードを入れて検索するだけ。実に簡単ですが、効果は絶大です。「朝日新聞デジタル」(朝デジ)などの電子新聞でも、有料会員になると、過去1年分の記事をデータベースと同じように検索することができます。