時事から学ぶ業界研究
#6 新聞で業界研究 7つのポイント④
①自己分析→企業研究
- 新聞パラパラ自己分析
- テーマ別スクラップ
②エントリーシート
- 天声人語書き写し
③面接・筆記試験
- 1面見出し書き写し
- 社説熟読・書き写し
- 「いちからわかる!」スクラップ
- オピニオン面スクラップ
④グループディスカッション
志望企業についての新聞記事は、読むだけでなく、切り取ってスクラップしておくと、とても役に立ちます。ノートやスクラップ帳に貼っておけば、ES作成のときも、面接直前でも、いつでも読み返せる自分だけの参考書になるからです。
先輩内定者の朝日新聞活用術をいくつかご紹介します。
① 自己分析→企業研究
・新聞パラパラ自己分析
「新聞をパラパラとめくって興味を探すと、自分の大事にしたい価値観も見えてくると思います。自己分析ができるのでおすすめです」
・テーマ別スクラップ
「『自分が気になった記事』『志望業界の動き』とテーマごとにファイルを作り、新聞記事のスクラップを入れていました。面接の前にはその企業に関する業界の記事のファイルだけ持っていって、行きの電車の中などで読み直していました」
② エントリーシート
・「天声人語」の書き写し
「言い回しや文章のリズムも参考になり、文章を多く書かされるマスコミのESに取り組む際にも役立ちました」
③ 面接・筆記試験
・1面見出し書き写し
「毎日書き写すことで、徐々に世の中の流れが理解できるようになりました。1面見出しの書き写しの隣には、その時に興味のあった企業の株価の終値を書き記していました」
・「いちからわかる!」スクラップ
「ニュースがわかりやすく解説されている朝日新聞2面の『いちからわかる!』を読んでニュースの背景や問題などをしっかりと理解し、自分の意見を言えるように準備していました」
④ グループディスカッション
・オピニオン面スクラップ
「社説や読者の『声』の欄で、いま世の中で起きていることに対する色々な人の意見を知ることを心掛けました。一つの問題に対して、その人のバックグラウンドや立場によって意見や見方が異なるので、視野を広げることにとても役立ちました。その上で自分なりの意見を頭の中で考えたり、時にはその問題について調べたりして、世間で起きていることに関心を向けるようにしていました」
先輩内定者の新聞活用術